2012年5月26日土曜日

1兆円経済効果に虎視眈々。自治体や企業のカジノ「誘致合戦」全国で過熱!


1兆円経済効果に虎視眈々。カジノ「誘致合戦」全国で過熱!自治体や企業の「カジノ誘致合戦」が過熱してるそうです。
カジノを誘致すると、1兆円規模の経済効果が見込めるんですね!

今後の成り行きがとても楽しみです。

以下は「ZAKZAK」の記事を引用しました。

 カジノで地域活性化を目指す構想が、全国各地で関心を集めている。まだ法案成立のメドが立たず、地元住民の治安悪化への懸念解消などハードルは高いが、実現すれば1兆円規模の経済効果が見込める。千葉県の森田健作知事や、大阪府の橋下徹市長らも意欲を見せており、自治体や企業の“誘致合戦”が過熱しつつある。

 「歌舞伎や能など、海外にはないエンターテインメントを取り込みたい」

 森田知事は昨年11月、カジノなどが入るシンガポールの複合施設「マリーナ・ベイ・サンズ」を視察して帰国後、成田空港周辺に誘致を目指すカジノ構想に、こう意気込みを示した。

 カジノ誘致を森田知事が打ち出したのは2010年。県庁内にプロジェクトチームを設置し、海外の事例を参考に検討を続けてきた。

 背景には、韓国・仁川空港との競争に加え、羽田空港の再国際化への危機感がある。カジノを軸に観光拠点を整備することで、外国人観光客を呼び込み、雇用創出や税収増につなげたい考えだ。

 2月には、カジノ誘致で5年間に1兆円の経済効果が見込まれるとの試算も公表。担当者は「国際空港を持つ自治体の強みを生かしたい」と強調する。

 橋下市長も2月、盟友・大阪府の松井一郎知事とともに、香港のカジノ運営会社「メルコクラウンエンターテインメント」のローレンス・ホー最高経営責任者(CEO)と会談した。

 この席で、橋下市長は「僕たちの任期中に(誘致への)道筋を付けたいので、協力してもらいたい」と呼びかけ、ホー氏も「大阪への観光客が増えるよう一緒にやっていきたい」と応じた。

 橋下市長は、誘致の候補地として、大阪湾岸の人工島・夢洲(ゆめしま)地区(此花区)を検討しているとされる。

 このほか、カジノ誘致をめぐっては、神奈川、和歌山、沖縄の3県も、共同で研究会を設置。宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」を買収したセガサミーホールディングス(東京)が関心を示し、震災復興策として仙台空港周辺に誘致する構想も浮上している。

 こうした動きを受け、カジノの合法化を目指す超党派の国会議員らは、昨年8月に「カジノ区域整備推進法案」をまとめ、今国会への提出を目指している。

 法案が成立した場合、設置地域は全国で数カ所に限られるため「法案成立を待っていては出遅れてしまいかねない」(自治体関係者)との事情も、誘致の動きを加速させている。



(2012年5月23日 ZAKZAK)